茨木市で発掘された縄文、弥生時代の石器、石鏃について知りたい

『新修茨木市史　第1巻　通史1』（茨木市史編さん委員会／編　茨木市　2012）
P218-223「第一節　北摂地域の旧石器時代」瀬戸内技法の工程について図と説明文がある。また、茨木市では旧石器時代の資料はあまり多くない、見つかった遺跡はいずれも小規模で、断片的な資料が採集されているにすぎない、という記述がある。
P220「図2　茨木市周辺のおもな旧石器時代遺跡」には、茨木市内の遺跡4か所が図示されている。
P222「図3　茨木市内出土のナイフ形石器」には、太田茶臼山古墳（継体陵）北と佐保字田中代で出土した石器のイラストが5個掲載されている。
P233縄文時代早期の「トロトロ石器」の写真と説明文がある。
P263弥生時代の石器について記述がある。
P269-271石斧等、工具としての石製品について記述がある。
P272-274縄文時代から見られる打製石器である石鏃についての説明。写真16に石鏃と石錘の写真がある。

『新修茨木市史　第7巻　史料編　考古』（茨木市史編さん委員会／編　茨木市　2014）
P15-19「第2章旧石器時代」上記と類似の記述とともに、出土石器の白黒写真と実測図が3ページ掲載されている。技術面の記述はなく、形状の報告。
P24「表4　茨木市内の縄文時代の遺跡」に各遺跡の主な遺構遺物として石器、石鏃が書かれている。
P28「図8五日市東遺跡　出土遺物　実測図」の18に石鏃、P33「図11-3　総持寺遺跡　出土遺物　実測図」の17～20が石器、石鏃が書かれている。
P48-49耳原遺跡のその他の遺物として、石鏃等の説明があり、「図35-1　耳原遺跡　出土遺物　実測図」がある。
P55「縄文9　泉原字大中」に石器の説明と「図40　泉原大中　出土遺物　実測図」がある。
P56-58泉原字堂ノ前、旧北辰中学校校庭、郡遺跡、佐保字神田平、佐保字シオ田、佐保字庄ノ本、佐保字田中代の石器の解説と実測図がある。

『耳原遺跡発掘調査概報』（茨木市教育委員会　1982）
縄文時代晩期の耳原遺跡についての記述と、P13に遺物として石鏃約60本が出土したとあり、P66図版18「耳原遺跡出土の石製品」には白黒写真が掲載されている。

『いばらきの歴史を探ろう！　旧石器時代～弥生時代編，古墳時代編，古代編，中世編，近世編』（茨木市立文化財史料館／編　2015）刊
子ども向けのパンフレット。「旧石器時代～弥生時代編」P.3に太田、郡のナイフ形石器、P5に耳原の石のやじり、P9に東奈良のやじりと石槍、磨製石器のカラー写真が載っている。

『太田遺跡発掘調査報告書』（名神高速道路内遺跡調査会／編　1998）
「図版72サヌカイト剥片」に白黒写真が掲載されている。

『大阪府茨木市　倍賀遺跡発掘調査概要報告書　平成４年度発掘調査概報』（茨木市教育委員会　1993）
P34石鏃イラストが1件掲載されている。

『発掘調査概報　昭和63年度』（茨木市教育委員会　1989）
P43中条小学校遺跡から出土した石鏃の図が2件掲載されている。

インターネット情報
『いばらきの歴史を探ろう！　旧石器時代～弥生時代編，古墳時代編，古代編，中世編，近世編』
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/kyoikuiinkaikyoikusoumu/rekibun/rekishibunkazai_jigyou/bunkazai_sihryoukan/kankoubutsu/50728.html
子ども向けのパンフレット。「旧石器時代～弥生時代編」P.3に太田、郡のナイフ形石器、P5に耳原の石のやじり、P9に東奈良のやじりと石槍、磨製石器のカラー写真が載っている。（2023年9月確認）

大阪府ホームページ「埋蔵文化財情報　茨木高等学校（新庄遺跡）」
https://www.pref.osaka.lg.jp/bunkazaihogo/maibun/sinjou.html
出土した石器、石鏃のカラー写真１枚（石器10点）と解説がある。（2023年8月確認）